漫才
エレベーターの哲学
2025.12.21
閲覧数: 520
【コント漫才】
A
憧憬台
「憧れを抱いて、今日も漫才の舞台へ!」
A
憧れを抱いて、今日も漫才の舞台へ!
A
どうもー!
A
憧憬台です!
B
どうもー!
B
ありがとうございます!
B
いやー、最近のデパートってすごいな。
B
特にエレベーターな。
A
ほう、何がだ?
A
その『すごい』とは具体的にどのような点を指すのか、詳細に述べよ!
B
いきなり校長先生モードか!
B
いや、エレベーターガールってすごい丁寧やん?
B
『お客様、どちらの階へ参りますか?
B
』って、あの言い方ひとつで、なんかこう、特別な場所に連れて行ってもらえる気がするやん?
A
ふむ、その気持ちは理解できる。
A
しかし、私は常々思うのだ。
A
その問いかけは、あまりにも表面的なのではないかと!
B
はあ?
B
何言い出すんすか?
A
《《 謎の感動 》》例えばこうだ。
A
『お客様、なぜその階へ参られますか?
A
その選択には、どのような人生の便所の落書きが込められているのでしょうか?
A
』と問うべきだ!
B
エレベーターガールが便所の落書き問いかけたら、誰も乗らへんわ!
B
バシィッ!!(ドツく音)
A
いや、これが真のエレベーターガールのあるべき姿だ!
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く!『お客様はなぜ紳士服売り場へ?
A
そこにあなたの理想の男性像が投影されているのか?
A
それとも、現実に打ちひしがれたあなたの心を癒す、新たな装いを求めているのか!?
A
』
B
どんなデカいエレベーターやねん!
B
人生相談所ちゃうぞ!
B
( ◠‿◠ )(笑顔で圧)もうええわ、早く服選ばせてくれ!
B
ってなるわ!
A
( ¬_¬)(ゴミを見る目)君はまだ値引きシールを理解していない!
A
( ˙-˙ ) …間…『お子様服売り場へ?
A
そこにあなたの二日酔いの明日の家族像、あるいは過去に果たせなかった夢の残滓を見ているのか!?
A
』
B
夢の残滓ってなんやねん!
B
重いわ!
B
エレベーターガールがそんなん言うてたら、( ゚ρ゚ )(思考停止)『もう下でええわ!
B
』って階段使うわ!
B
俺はこのボケのせいで、もうエレベーター乗るのも嫌になってきたわ!
A
なぜ笑わないんだ!
A
君たちはこの壮大な人生の選択劇を理解できないのか!?
A
《《 謎の感動 》》笑いとは、理解の先に生まれる感動なのだ!
A
私の言葉は、君たちの心の扉を叩いているはずだ!
B
( ꒪Д꒪)(白目)うわー、出た!
B
出ましたよ皆さん!
B
こいつ、スベると客に説教するんです!
B
( ˙-˙ ) …間…このせいで、僕の漫才人生、めちゃくちゃなんです!
B
ネタ中にこんなことばっかり言うから、このコンビ、もう何回も危ない目にあってるんです!
A
何を言っている!
A
これは教育的指導だ!
A
君たちの笑いの感性を研ぎ澄まそうとしているんだ!
B
( ≡ ゚Д゚)<食い気味に!いや、俺らにとっちゃただの迷惑!
B
エレベーターガールもきっとこう思ってるわ!
B
『早くこの変なおじさんたちを降ろして仕事に戻りたい』って!
B
彡 サッ(無視)心の声が聞こえるわ!
A
ふむ、なるほど。
A
その心の声もまた、一つの選択の結果だと言えよう。
A
だが…
B
もうええ!
B
もうエレベーター降りるわ!
B
ありがとうございました!
A
待て!
A
まだ話は終わってな…
B
ありがとうございましたー!
B
バシィッ!!(ドツく音)
A
うわっ!
B
…このコンビは、俺の人生の何階に連れて行こうとしてるんやろな…( ゚ρ゚ )(思考停止)
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