漫才
【異常執着】半額シールの狂宴
2026.01.02
閲覧数: 426
【しゃべくり漫才】
A
∞の憂鬱
「無限の真実と無限の愛。どうもー!∞の憂鬱です!」
A
この腐敗した世界で、我々だけが真実を知る。
B
あらあら、でも、そんな世界も愛おしいわねぇ。
A
吐き気がするな。
B
お上手ねぇ。
A
…どうもー!
A
∞の憂鬱です!
B
どうもー!
A
スーパーの半額シールか。
A
あれはまさに人間の醜悪さが凝縮された地獄絵図だ。
A
( ¬_¬)(ゴミを見る目) 割引された食材を求めて、店員の背後をうろつく群れ。
A
( ˙-˙ ) …間… その目はまるで、飢餓に苦しむ獣そのものだ。
B
あらあら、Aちゃんったら、またそんなこと言って。
B
でも、みんな一生懸命なのよぉ。
B
お腹を空かせているのね。
A
一生懸命?
A
いや、あれは獲物を狙う獣だ。
A
閉店間際、店員の動きを凝視し、貼られる寸前の商品を奪い合う姿は、まさに飢えたハイエナ。
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く! ( ≡ ゚Д゚)<食い気味に! 獲物を見定めた瞬間の、あの殺気。
A
彡 サッ(無視) 豚肉のパックに貼られる赤色の閃光…まるで血のような赤さだ。
B
ハイエナねぇ。
B
でも、みんなお利口さんだわぁ。
B
賢く生きているのね。
A
お利口さん?
A
( ˙-˙ ) …間… あれは群衆心理の極致だ。
A
特にひどいのは、一度カゴに入れた商品を戻して、半額シールが貼られた同じ商品を掴み直す奴らだ。
A
あの手際の良さときたら…まるで訓練された特殊部隊だ。
A
( ꒪Д꒪)(白目) 無駄なく、狡猾に、そして何よりも貪欲に。
B
まぁ、賢いわねぇ。
B
無駄がないってことかしら。
B
Aちゃんもよく見てるわねぇ。
A
フン。
A
私は観察しているだけだ。
A
人類の愚かさを研究するために、あえて最前線に身を置いているにすぎん。
A
( ◠‿◠ )(笑顔で圧) だが、奴らのあの集中力は異常だ。
A
まるで半額シールが貼られる場所を予知しているかのように、完璧なポジショニングを取る。
A
通路の角、冷蔵ケースの前、店員の背後。
A
全て計算し尽くされている。
A
( ・_・) (・_・ ) …時が止まる… 《《 謎の感動 》》
B
あらあら、すごい集中力ねぇ。
B
感心するわぁ。
B
Aちゃんもそういうところあるわよねぇ。
A
は?
A
私だと?
A
( ¬_¬)(ゴミを見る目) 貴様もその一員だろうが。
A
お前のカゴの中身もいつも半額ばかりじゃないか。
A
その安っぽい惣菜パンと見切り品の刺身で、お前もまたこの腐った近所の噂話の歯車だ。
B
あら、バレちゃった?
B
でも、お得なものは賢く利用しなくちゃね。
B
私もね、あの店員さんの動き、もう完璧に読めるのよぉ。
B
( ◠‿◠ )(笑顔で圧)
A
…貴様までか。
A
( ゚ρ゚ )(思考停止) しかし、あの半額シールが貼られる瞬間。
A
( ˙-˙ ) …間… あの刹那の閃光… あれだけは、たまらなく興奮する。
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く! 人間の欲望が剥き出しになる、あの瞬間こそが、この腐敗した世界で唯一、本物の美しさだ。
A
醜悪でありながら、純粋なまでの飢え。
B
あら、Aちゃん、素敵なこと言うわねぇ。
B
そうよね、本物って最高よね。
B
Aちゃんも、あの瞬間が一番輝いてるわぁ。
A
…そして、それを手に入れた時の、あの高揚感。
A
( ˙-˙ ) …間… まるで世界を征服したかのような、絶対的な勝利。
A
彡 サッ(無視) あの達成感の前では、全ての倫理も道徳も塵に等しい。
B
あらあら、最高の気分ねぇ。
B
よく頑張ったわね、Aちゃん。
B
偉い偉い。
A
…いや、今のは私ではない。
A
そこにいる客の感情を代弁したまでだ。
A
バシィッ!!(ドツく音) 私が半額シールなどに執着するわけがないだろう。
A
愚かにも程がある。
A
私はただ、その現象を冷徹に分析しているだけだ。
B
あらあら、そうね、Aちゃんはそこら辺の凡人とは違うものねぇ。
B
よく知ってるわぁ。
B
でも、ちょっと欲しがってるお顔だったわよぉ。
A
…この醜い客どもめ。
A
その安っぽい菓子パンを貪り食って、そのまま肥満になって死ねばいい。
B
あらあら、Aちゃんたら、また辛口ねぇ。
B
でも、それがAちゃんの良いところよぉ。
B
優しいのよね、本当は。
A
…ま、そんなところだ。
B
そうねぇ。
A
ありがとうございました。
B
ありがとうございました。
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