漫才
満員電車で頑なにリュックを前に抱えない奴との無言の戦争:終わらないサブスク
2026.01.21
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【しゃべくり漫才】
A
絶望ペペロンチーノ
「もう、人生に希望なんてないんです!でも、このスパイスだけは譲れない!」
A
もう、人生に希望なんてないんです!
B
いや、あるだろ!
B
勝手に決めつけんな!
A
でも、このスパイスだけは譲れない!
B
スパイスは関係ねぇだろ!
B
何の話だよ!
A
どうもー!
A
絶望ペペロンチーノです!
B
どうもー!
B
って、毎回その掴み方でいいのか?
B
今の間(ま)は、敢えて観客に疑問符を残す、一種のメタフィクション的なアプローチか?
A
( ꒪Д꒪)(白目) Bくん…僕はね、毎朝、絶望しているんですよ。
B
また始まったよ…朝のルーティンか?
B
どうせ満員電車の話だろ?
A
そう、満員電車です…あの、満員電車で頑なにリュックを前に抱えない奴…奴との、無言の戦争…
B
あー、いるいる。
B
あれイラつくよな。
A
イラつく、なんて簡単な言葉では片付けられないんです。
A
僕の心は、毎朝、少しずつ削られていく…まるで、解約し忘れたサブスクのように…
B
バシィッ!!(ドツく音) 誰が勝手に契約したんだよ、そのサブスク!
B
お前が戦ってるだけだろ!
A
( ゚ρ゚ )(思考停止) 彼らはね、きっと僕の存在すら認識していない…背中のリュックは、僕の胸を圧迫し、僕の呼吸を奪い、僕の尊厳を奪っていくんです…
B
大袈裟だろ!
B
ちょっと当たってるだけだろ!
A
《《 謎の感動 》》 いや、違うんです。
A
あれは、物理的な攻撃じゃない。
A
精神的な、静かな暴力なんです。
A
僕の心臓が、リュックの角で直接えぐられているような…そんな錯覚に陥るんです。
B
( ˙-˙ ) …間… えぐられてねぇよ!
B
錯覚って自分で言ってるじゃねぇか!
B
それにしても、今の悲壮感溢れる語り口…まるで、映画のモノローグだな。
B
観客を主人公の心情に没入させるテクニックか?
A
僕は…僕なんて、生まれてこなければよかった…
B
バシィッ!!(ドツく音) 出たよ、それ!
B
なんで漫才中に急に自己否定を始めるんだよ!
B
早く僕に『そんなことないよ』って言わせたいだけだろ!
A
( ˙-˙ ) …間… ( ꒪Д꒪)(白目) …
B
…そんなことないよ。
B
お前は、生まれてきてよかったよ。
B
な?
B
だから、早く漫才に戻れ。
A
( ◠‿◠ )(笑顔で圧) ありがとうございます、Bくん…やっぱり、Bくんは優しいなぁ…
B
( ¬_¬)(ゴミを見る目) いや、お前が仕向けたんだろ。
B
で、リュックマンの話はどうなったんだよ。
A
リュックマン…彼らはね、まるで自動更新されるサブスク契約のようです。
A
毎月、毎朝、僕の心に新たな課金がなされる。
A
解約ボタンはどこにも見当たらない…
B
だから誰と契約してんだよ!
B
勝手に被害者ぶってんじゃねぇ!
B
そんなに嫌なら、別の電車に乗るか、時間をずらせばいいだろ!
B
それが解約ボタンだろ!
A
でも…でも、僕の定期券は、この路線なんです…
B
( ꒪Д꒪)(白目) お前の定期券が契約してんのかよ!
B
じゃあもう、リュックマンとの戦いは、お前が望んで継続してるってことだな?
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く! 僕は…僕は、この無言の戦争を、最後まで戦い抜きます!
A
たとえ、僕の体が…僕の心が、ペペロンチーノのオイルのように、静かに熱を帯び、やがて沸騰し、弾けてしまっても…!
B
バシィッ!!(ドツく音) お前のコンビ名かい!
B
弾けるな!
B
もういいよ!
B
ありがとうございましたー!
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