漫才
愛で克服するアレルギー
2026.01.08
閲覧数: 587
【コント漫才】
A
量子力学ヒヨコ
「僕らの未来は、常に不確定。でも、きっと悪い方にしか収束しない。」
どうもー!量子力学ヒヨコです!
A
ねぇ、B。
A
聞いてくれるかな、僕の最近の悲しい出来事を…
B
はい、給料分の時間内でお願いします。
A
この前、とあるレストランに行ったんだ。
A
すごく評判の良いお店で、期待してたんだけど…
B
ふむ。
B
事実を簡潔に。
A
僕、蕎麦アレルギーだから、注文する時に店員さんにちゃんと伝えたんだ。
A
『すみません、私、蕎麦アレルギーなんです』って。
A
そしたら…
B
そしたら?
A
奥からシェフが出てきてね。
A
『ほう、アレルギーですか。
A
結構なことです』って言うんだよ。
B
……
B
それはどういう意図だと解釈されましたか?
A
え、意図?命に関わることなのに『結構なこと』って…僕、てっきりこの世から消えるべき存在なのかと…」( ꒪Д꒪)(白目)
B
結論を急がないでください。
B
続けて。
A
そしたらシェフ、僕の目をじっと見てね…『あなた、蕎麦への愛が足りませんね』って言うんだ。
B
蕎麦への愛…
A
『愛で克服しなさい』って…
B
なるほど。
B
それは斬新なアプローチですね。
A
斬新って言うか、ちょっと何言ってるか分からないんだけど?!
A
僕、蕎麦食べたら呼吸困難になるんだけど?!
A
どうやって愛せばいいの?!
B
食材と真摯に向き合えば、体は必ず応える。
B
そういう便所の落書きなのでしょう。
A
便所の落書きって…僕、その時思ったんだ。僕には愛が足りないんだ、って…蕎麦への愛はもちろん、この世界への愛も…」( ゚ρ゚ )(思考停止)
A
僕なんて、生まれてこなければよかったんだ…アレルギー持ちの僕なんて、この世の全てから拒絶されてるんだ…
B
(ため息)…そんなことないですよ、と言えばいいんでしょうか。」( ◠‿◠ )(笑顔で圧)
A
うぅ…(むせび泣く)」( ˙-˙ ) …間…
B
はい、給料分働いてください。
B
そろそろ本題に戻りましょうか。
A
でもね、シェフ、まだ言うんだよ。
A
『愛が足りないから、アレルギーという形で体が拒絶するんですよ』って。
A
僕、昔からピーナッツもダメで…あれも愛が足りなかったのかなぁ…
B
ええ。
B
ピーナッツとの絆が希薄だったのでしょう。
B
あるいは、あなたの愛は『限定供給品』で、ピーナッツには割り当てがなかった。
A
限定供給品…僕の愛…それって、まるで僕の人生が最初から不完全品だったみたいじゃないですか…」( ꒪Д꒪)(白目)
A
もう、いいや…どんなアレルギーも、どんな苦しみも、全部僕の愛不足のせいなんだ…」( # ゚Д゚)<!語気荒く!
A
この世の全てが僕を拒絶している…僕は、存在しているだけで迷惑なんだ…」《《 謎の感動 》》
B
ええ、その通りです。だからこそ、あなたはネタを作り、客を笑わせることで、その『迷惑』を『価値』に変換する義務がある。」( ¬_¬)(ゴミを見る目)
A
価値…僕に…?
A
そんなこと、できるのかなぁ…
B
できます。
B
給料を払っていますから。
A
結局、僕の人生、アレルギーも諦めも、全部僕のせいなんだ…
B
はい。
B
その諦めこそが、あなたの芸風の根幹です。
A
…もう、何もかもどうでもよくなってきた…
B
それが『極限の諦め系』の境地です。
B
ありがとうございました。
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