漫才
タクシーの転売ルート
2026.01.08
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【コント漫才】
A
ずんちゃ
「価値を見極め! 笑いも転売! 高値で売り抜け!」
A
価値を見極め!
B
笑いも転売!
A&B「高値で売り抜け! どうもー!ずんちゃです!」
A
いやぁ、どうもね。
A
最近、ええ経験したわ。
A
タクシー乗った時の話やねんけどな。
B
お、タクシーですか! 移動の効率化、時間という名の資源を最大限に活用する、現代近所の噂話における最高のインフラ! どんな話です!?」( ≡ ゚Д゚)<食い気味に!
A
お前、早口やな。ええか、腹から声出せ!」バシィッ!!(ドツく音)
B
うぐっ…すいません…!
A
でな、そのタクシーの運転手やねんけど、カーナビの指示、全部無視するんよ。
B
無視ですか!? それはシステムに対する明確な反逆、あるいは既存のアルゴリズムへの挑戦! 常識を覆すイノベーションの兆候ですよ!」( ≡ ゚Д゚)<食い気味に!
A
常識を覆して遠回りさせられたら意味ないやろ!
A
『右です』って言うたら左行くし、『この先を直進です』って言うたら『いや、こっちの方が早い』とか言うて、全然違う道行くねん。
A
結局、目的地着くまでにめっちゃ遠回りしたし、料金も普段より高なったんや!
B
( ˙-˙ ) …間……なるほど!
A
なるほど、ちゃうやろ!
B
いや、これはまさしく転売ヤー思考、いや、市場を読み解くプロ中のプロの所業ですよ! Aさん、あなたはただの客として『遠回り』と捉えたかもしれない。しかし、運転手は違った! カーナビっていうのは、あくまで過去の膨大なデータに基づいて導き出された『一般的な最適解』なんです! ところが、市場、つまり目の前の交通状況は刻一刻と変動している! リアルタイムの渋滞情報、突発的な事故、信号のサイクル、イベントによる通行止め、それら全てを瞬時に脳内で解析し、既存のカーナビ情報という『相場』に惑わされず、自らの経験と勘、そして何よりも『顧客を最速で、かつ最もストレスなく目的地に導く』という使命、つまり顧客満足度という名の利益の最大化を図ったんですよ!」( ≡ ゚Д゚)<食い気味に!( # ゚Д゚)<!語気荒く!
A
( ˙-˙ ) …間……お前、今、何文字喋ったんや?
A
早口すぎて何言うてるか半分くらいしか分からんかったわ!
B
つまり、運転手はカーナビという既成なんかモヤっとしたものを打ち破り、新たな価値を創造しようとしていたんです! もしかしたら、その遠回りした道にこそ、まだ見ぬショートカット、あるいは他の乗客が気づかないような『裏の最適ルート』が隠されていたのかもしれない! それを検証する、まさに投資行動! そしてAさんが感じた『遠回り』という感覚こそが、その『裏の最適ルート』が持つ『希少性』を証明しているんですよ! 誰もが通る道ではない、あなただけの限定ルート! これこそが、通常料金では味わえないプレミアムな体験、つまり高値で取引されるべき『付加価値』なんです!」《《 謎の感動 》》( ≡ ゚Д゚)<食い気味に!
A
希少価値で金取られとるやないか!
A
俺は客やぞ!?
A
検証に付き合わされたんか!
A
しかも、その『裏の最適ルート』で着いた先、結局いつもより5分遅れてたしな!
A
どこが最適やねん!
B
( ꒪Д꒪)(白目)それは…! それはですね! その5分の遅延の中にこそ、計り知れない価値があるんですよ! 例えば、もしナビ通りに行っていたら、もっとひどい渋滞に巻き込まれていたかもしれない! その5分は、より大きな時間のロスを回避するための『リスクヘッジ』だったんです! あるいは、その遠回りした道で、Aさんは普段見ることのない景色を目にしたかもしれない! それは『プライスレス』な体験であり、旅の思い出という名の『無形資産』ですよ! 運転手はあなたに、ただ目的地に着くだけではない、新たな『価値』を提供しようとしていたんです! まさに『体験型転売』! 二日酔いの明日を見据えたビジネスモデルですよ!」( ≡ ゚Д゚)<食い気味に!( # ゚Д゚)<!語気荒く!
A
お前、もうええわ、声が小さい! もっと腹から出せ!」バシィッ!!(ドツく音)
B
うぐっ…!」_(:3 」∠)_(ズコーッ!)( ꒪Д꒪)(白目)
A
おい、倒れるな!
A
おい、立て!
A
まだ喋るぞ!
A
お前、ほんまに根性ないな!
A
声出すのも部活やぞ!
A
はい、もう一回、腹から!
B
(ぜぇぜぇ)いや、もう…酸欠で…脳が…酸素を…」( ゚ρ゚ )(思考停止)
A
なんやねん、それ!
A
結局、あの運転手の行動は正しかったんか!?
A
間違ってたんか!?
B
…(顔を上げ、Aを睨む)…それは…市場が決めることです…! 需要と供給のバランスが…!」( ¬_¬)(ゴミを見る目)
A
そこはハッキリ言えや!
A
もうええわ!
A
ありがとうございました!
B
…ありがとうございました!」( ・_・) (・_・ ) …時が止まる…
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