漫才
はみ出し駐車と、僕の存在意義
2025.12.25
閲覧数: 1,740
演芸場・劇場バックステージ直結
読了目安:約2〜3分(セリフ掛け合い)
STEP 1
ネタ作りの悩み
余興や動画でウケるネタがない…間の取り方が分からない
STEP 2
編集長厳選AI台本
お笑い歴20年の編集長が1本ずつ確認・厳選したボケ・ツッコミ台本
STEP 3
本番で大爆笑!
そのまま掛け合いを読み合わせるだけで会場を沸かせる
編集長1本ずつチェック済
演じ方のコツ掲載
炎上・不適切表現排除
CENTER MIC
サンパチマイク前
舞台掛け合い台本
【コント漫才】
コンビ名:
純喫茶・慕情
「一杯の珈琲に人生を、一曲の歌に愛を。あなたの心に寄り添います、純喫茶・慕情です!」
A:
一杯の珈琲に人生を、一曲の歌に愛を。
A:
あなたの心に寄り添います、
B:
どうもー!
B:
純喫茶・慕情です!
A:
いやー、Bさん。
A:
今日、本当にあった出来事なんですけどね。
B:
ええ、何でしょう。
B:
あなたの身にまた何か悲劇でも起こりましたか?
A:
悲劇、とまでは言わないですけど…それに近い、心のざわつき、というか…
B:
はい。
B:
察しております。
B:
あなたの人生は常に波乱万丈、さながらメロドラマですからね。
A:
そんなことないですよ。
A:
僕の人生なんて、地味で、平凡で、特に何も起こらない…
B:
で、何があったんですか。
A:
あ、そうそう。
A:
駐車場での出来事なんですけどね。
A:
僕の車の隣に止まってる車が、もう、見事に枠をはみ出してるんですよ。
B:
はみ出しですか。
B:
よくあることですね。
B:
気にすることはありません。
A:
いや、よくある、って言っても、これは尋常じゃないレベルでしてね。
A:
もう、僕の車のドアが、助手席側からも開けられないんじゃないかってくらい…
B:
ほう。
B:
それは見事なはみ出しっぷりですね。
B:
運転手の腕の未熟さが、ここまで自己表現として昇華されているとは。
A:
自己表現じゃないんですよ!
A:
僕は車に乗れないじゃないですか!
A:
これじゃ、もし急に雨が降ってきたらどうするんですか。
A:
ずぶ濡れになっちゃいますよ、僕。
B:
傘を差せばいいでしょう。
B:
あるいは、助手席から乗り込み、後部座席を経由して運転席へ行くという訓練をすれば、あなたの敏捷性が向上します。
A:
そんな訓練、僕には必要ありません!
A:
僕はただ、普通に車に乗りたいだけなんです!
B:
世の中、あなたの思う通りにはいきませんよ。
B:
特に駐車場は戦場です。
B:
油断は禁物。
A:
戦場…僕にとっては、まさにそうですね。
A:
いつも、僕だけが、こう…理不尽な状況に巻き込まれる気がするんです。
B:
はい。
B:
気のせいでしょう。
A:
気のせいなんかじゃありませんよ!
A:
昔からそうなんです。
A:
給食のパンだけ僕の分だけ小さいとか、体育祭で僕だけ綱引きの綱が細いとか…
B:
それはただの被害妄想です。
B:
あるいは、あなたの不注意か、単なる偶然でしょう。
A:
偶然…( ˙-˙ ) …間… もし、それが偶然だとしたら、僕の人生は、なんて不運なんだ…
B:
で、そのはみ出し駐車の車、どうしましたか?
A:
それがね、運転手はどこにもいないんですけど、助手席に女性が座ってるんですよ。
A:
ずっと。
B:
ほう。
B:
それはまた、興味深いですね。
A:
興味深い、って…こんなにはみ出して、待たされてるんですよ?
A:
僕だったら、申し訳なくて、穴があったら入りたいのに…
B:
あなたが入れる穴は、多分、駐車場にはありません。
A:
そういうことじゃないんです!
A:
僕だったら、こんなことになったら、もう、生きてるのが申し訳なくて…( ˙-˙ ) …間… 僕なんて、本当に…生まれてこなければよかったんだ…
B:
( ꒪Д꒪)(白目) ……
A:
《《 謎の感動 》》 僕なんて、この世に存在していること自体が、迷惑なんじゃないかって…彡 サッ(無視)(すすり泣き)
B:
( ゚ρ゚ )(思考停止) そうですか。
B:
ところで、今日の晩御飯、何にしましょうか。
A:
( # ゚Д゚)<!語気荒く! 晩御飯、ですか?
A:
僕が今、人生の根本を揺るがすような問いに直面してるのに…生まれてこなければよかったなんて、言ってるのに…!
B:
ええ。
B:
そうでしょう。
B:
しかし、お腹は空きます。
B:
人間の三大欲求の一つですからね。
B:
あなたの自己否定より、私の空腹の方が優先順位は高い。
A:
僕が…僕が倒れるならまだしも…僕なんかが倒れたところで、誰も困らない…
B:
いいえ。
B:
困りますよ。
A:
え?
B:
困ります。
B:
この漫才、私一人ではできませんから。
A:
僕がいないと…困る、と…?
B:
当たり前でしょう。
B:
早く泣き止んでください。
B:
それで、晩御飯は、どうするんですか。
A:
( ◠‿◠ )(笑顔で圧) …僕、必要…なんですね…
B:
必要です。
B:
さあ、早く。
B「:
そんなことないよ」って言ってほしいんでしょう?
B:
そういう顔してますよ、あなた。
A:
え?
A:
あ…
B:
まったく。
B:
そんなことないですよ。
B:
あなたがいなければ、この漫才は成立しないんですから。
B:
さあ、もう一度、笑顔で。
A:
( ◠‿◠ )(笑顔で圧) ありがとうございます、Bさん…僕、頑張ります…
B:
はい、そうしてください。
B:
で、晩御飯は?
A:
晩御飯!
A:
そうですね!
A:
今日は僕が作ります!
A:
冷蔵庫に何かあったかな…
B:
いいでしょう。
B:
では、そのはみ出し駐車の件は一旦忘れましょう。
B:
もっと重要な問題があります。
A:
はい!
B:
ありがとうございました。
※ 本コンテンツはエンターテインメントおよび研究を目的とした創作台本です。実在の人物・団体とは関係ありません。
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