漫才
駐車場は宇宙の聖域
2025.12.21
閲覧数: 310
【コント漫才】
A
二階から目薬爆弾
「高所からの一撃、効き目抜群!外れたら爆発!」
どうもー![二階から目薬爆弾]です!
B
ありがとうございます!
A
どうもー!
B
いやー、今日もお客さん、いっぱいですね。
B
嬉しい限りです。
A
当たり前だろ。
A
俺たちのネタの構成力、緻密なキャラクター設定、そして何より俺の知性あふれるボケが客を惹きつけるんだからな。
B
(小声で)裏は取れてないですよ、その評価…。
A
なあ、B。
A
お前、駐車場でイラっとすることないか?
B
まあ、ありますね。
B
隣の車がはみ出してたりとか。
A
それだ。
A
お前はまだ甘い。
A
あれはな、単なる『はみ出し』じゃないんだよ。
B
え、なんですか?
A
俺、昔、駐車場でバイトしてたんだよ。
A
そこでの経験が、俺の人生観を大きく変えた。
B
ああ、そうなんですか。
B
(また作り話始まったな…)
A
駐車枠。
A
たかが線引きだと思うだろ?
A
だが、あれはな、宇宙の秩序を保つための聖域なんだよ!
B
( ꒪Д꒪)(白目)宇宙の秩序…?
B
いや、単に白線ですよ。
A
違う!
A
僅か1mmのズレ。
A
お前には見えないか?
A
その1mmが、満員電車系の均衡を崩し、最終的には宇宙そのものの崩壊を招くんだ!
B
( ˙-˙ ) …間…いや、そこまでですか?
B
駐車枠が1mmずれたくらいで宇宙が崩壊したら、とっくに人類滅亡してますよ。
A
お前は凡人だからわからんのだ。
A
俺は、その1mmのズレを感知する特殊能力を持っていた。
A
駐車場管理人時代の俺は、まるで宇宙の番人だったんだ!
B
( ◠‿◠ )(笑顔で圧)へえ、そんな特殊能力が。
B
証拠はありますか?
B
その能力を使って宇宙の崩壊を防いだという事例とか。
A
証拠?
A
この俺の脳内に刻まれた記憶が何よりの証拠だ!
A
ある日、俺は発見してしまった。
A
駐車枠から、わずか3mm。
A
そう、たった3mmはみ出した軽自動車を!
B
3mm…。
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く!俺の脳裏に、全宇宙の星々が砕け散るビジョンが走った!
A
『このままではいけない!
A
』と。
A
俺はすぐにオーナーの元へ駆け寄り、こう告げた。
A
『この駐車場は、宇宙規模の危機に瀕しています!
A
』と。
B
( ¬_¬)(ゴミを見る目)何言ってんだ、こいつ。
B
オーナーも困惑したでしょうね。
A
オーナーは理解できなかった!
A
『またお前か、A。
A
気にしすぎだ』と。
A
だが、俺は知っていた。
A
この3mmが、やがて来るビッグバンを誘発させるトリガーなのだと!
B
( ゚ρ゚ )(思考停止)ビッグバン…いや、それは宇宙の始まりですよ。
B
終わりじゃなくて。
A
あの時の俺の絶望は、お前には理解できんだろうな。
A
お前は昔から、そういう細かいことに無頓着だったからな。
B
え、俺のことですか?
A
ああ。
A
例えば、これだ!
A
バシィッ!!(ドツく音)
Aがフリップを取り出す。そこには、Bが小学生の頃、運動会でリレーのバトンを落とし、顔を真っ赤にして泣いている写真が写っている。ただし、顔はゴリラに加工されている。
B
_(:3 」∠)_(ズコーッ!)ちょ、何ですかこれ!?
A
( ◠‿◠ )(笑顔で圧)これはBが小学3年生の時の運動会、リレーでバトンを落とし、チームを最下位に導いた歴史的瞬間だ。
A
しかもこの後、あまりの悔しさに砂場で大の字になって泣き叫び、先生に『ゴリラみたいだね』と言われたと聞いているぞ!
B
《《 謎の感動 》》ゴリラじゃない!
B
加工してるでしょうが!
B
あと、そんなこと言われた覚えもない!
B
裏は取れてるんですか、その情報!?
A
裏?
A
この写真が何よりの証拠だろ!
A
見ろ、このゴリラ顔!
A
( ≡ ゚Д゚)<食い気味に!いや、違うな。
A
ゴリラに謝れ。
A
ゴリラの方がよっぽど人間的だ。
A
お前はあの時、宇宙の秩序を乱したんだよ!
B
( ・_・) (・_・ ) …時が止まる…僕の小学生時代の失態と宇宙の秩序は関係ないでしょう!
B
っていうか、写真、完全に加工じゃねーか!
B
ていうか、ゴリラを侮辱するな!
A
とにかく、駐車場管理人の俺からすれば、駐車枠のズレは人類への冒涜なんだ!
B
はいはい。
B
で、その宇宙規模の怒りを見せる、っていうのは?
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く!怒り?
A
そんな生易しいものじゃない。
A
俺は、その3mmのズレに対し、『お前は!
A
お前は地球の重力から解放され、宇宙の塵となるべき存在だ!
A
』と、心の中で叫んだ!
B
( ꒪Д꒪)(白目)心の中で…?
B
直接言えよ!
B
っていうか、そんなこと言われたら、ただのヤバい人じゃないですか!
A
だから心の中でだ!
A
そして、俺は決意した。
A
『この宇宙規模の危機を救うには…駐車枠に正確に停めるための、究極の駐車誘導システムを開発するしかない!
A
』と。
B
彡 サッ(無視)壮大だな、おい。
B
それは開発できたんですか?
A
いや、その前にバイト辞めた。
B
( ゚ρ゚ )(思考停止)辞めるんかい!
B
宇宙の危機はどうなったんだ!?
A
だって、学歴コンプレックスが刺激されてさ。
A
バイト先の同僚が東大卒って聞いて、もう無理ってなったんだよ。
B
バシィッ!!(ドツく音)結局そこかよ!
B
宇宙の危機より自分のコンプレックスかよ!
A
当たり前だろ!
A
俺のプライドの方が宇宙より重いんだよ!
A
俺の偏差値より、はるかに!
B
( ¬_¬)(ゴミを見る目)偏差値関係ねぇ!
B
っていうか、その重さの裏は取れてないですよ!
B
ありがとうございましたー!
A
ありがとうございましたー!
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