落語
千早振る、その真相
2026.01.08
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えー、本日はお日柄もよく...(笑)
皆様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。(笑)
わたくし、九官亭の反響と申します。(笑)
師匠は真似左衛門でございます。(笑)
いつも『お前は四番弟子なのに、一番トレンドに疎いぞ!』と。(笑)
いやいや、師匠、それが一番大事かと思ってますよ!(笑)
さて、本日は『千早振る』というお題でございます。(笑)
『千早振る~』ね、百人一首でよく聞きますね。(笑)
『ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは』(笑)
紀友則(きのとも)さんの歌でございます。(笑)
この『千早振る』って、一体何なんでしょうね?(笑)
辞書を引いても、『盛んに振る』とか、『勢いよく振る』とか。(笑)
なんだか、よくわからん。(笑)
そこで、わたくし反響が、独自の調査でね、
この『千早振る』の本当の意味を突き止めてきました!(笑)
キョロキョロと周りを見回す
実はですね、これは古代の言葉でね、
『千』は『たくさんの』という意味。(笑)
『早』は『朝早い』という意味。(笑)
で、『振る』は…これはね、『腹を振る』!(笑)
つまり、『千早振る』とは、『朝早くから、お腹をたくさん振る』!(笑)
会場、シーンとする
え?何ですか、その顔は?(笑)
信じられない?(笑)
いやいや、よく考えてみてくださいよ!(笑)
昔の人は、今みたいにジムとかないわけです。(笑)
健康維持はどうしてたか?(笑)
朝早く起きて、一生懸命、腹筋運動してたんです!(笑)
腰を振る仕草をしながら
ほら、この『振る』って、腹筋のことですよ!(笑)
『千』、たくさんの回数!(笑)
『早』、朝早くから!(笑)
『ちはやぶる~』って、
『朝早くから、腹筋をたくさんしてるのに~』
…って、何だよ!(笑)
会場、ポツポツと笑いが漏れる
そうなんです!(笑)
『竜田川 からくれなゐに 水くくるとは』
これが、問題の歌の後半です。(笑)
『竜田川』というのは、実は『朝ごはん』のこと!(笑)
朝ごはんが、『くれなゐ』、つまり赤く、
『水くくる』、つまり、お腹いっぱいで、
もう食べられない、という状況!(笑)
つまり、この歌はね、
『朝早くから一生懸命腹筋運動してるのに、
朝ごはん食べたら、もうお腹いっぱいになっちゃって、
これ以上、腹筋運動もできないし、
朝ごはんも食べられないなんて、どうなってるんだ!』
…という、現代でも通じる、
切実な悩みを歌った歌なんです!(笑)
観客、大爆笑
ほら!映像で見えました?(笑)
両手を広げて
朝、寒空の下、公園で、
おじさんが一生懸命、腹筋してる姿!(笑)
腹筋運動の真似をする
『うっ、うっ、うー!』(笑)
そこへ、おばあさんが
『あら、おじいさん、朝からご苦労様!
さあ、朝ごはんできたわよ!』(笑)
『おお、これは美味しそうだな!』
お茶碗をかかえる仕草
『よし、これで朝ごはんもバッチリだ!』
…と思ったら、
顔が曇る
『あれ? なんか、さっきより腹が…
張ってきたような…』(笑)
『ま、まあ、いいか!』(笑)
…なんて、そういう状況を歌った歌なんですよ!(笑)
紀友則さん、実はかなりのトレーニングオタクだったんじゃないですかね?(笑)
ニヤリと笑う
いやー、この『千早振る』、
現代の我々も、ダイエットや健康維持で悩んでますもんね。(笑)
『あー、今日も運動したし、
これくらい食べても大丈夫だろ!』(笑)
…って、翌日、体重計に乗って
『うわー!』ってなってる。(笑)
まさしく、『千早振る』!(笑)
会場、拍手喝采
…というわけで、本日は、
『千早振る』の、わたくしなりの
解釈でございました。(笑)
深々とお辞儀をする
ありがとうございましたー!(笑)
鳴り止まない拍手
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