漫才
店員「私も持ってます」の地獄
2025.12.28
閲覧数: 1,586
【しゃべくり漫才】
A
一石二鳥の地獄
「一石で二つの地獄、お見せします!」
どうもー!一石二鳥の地獄です!
A
ねぇ、B!
B
なんや、A。
B
また変なこと考えてるんちゃうやろな。
A
変なことじゃないし!
A
むしろ、人類の普遍的なテーマなんだけど!
B
(無関心に)へぇ。
B
そらまた大層な。
A
大層だよ!
A
あのさ、服屋の店員がさ、『あ、これ私も持ってるんですよ〜!
A
』って言ってきた瞬間の冷め方、あれって何!?
B
…冷めるんか?
A
冷めるに決まってんじゃん!
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く! なんかもう、その服が急に特別なものでなくなっちゃう感じ!
A
私だけのものじゃない!
A
みたいな!
B
お前、服にまで独占欲を持つんか。
B
それはもう、ファッションの問題やなくて、お前の育ちの問題やな。
A
はぁ!?
A
育ち関係ないし!
A
バシィッ!!(ドツく音) 私が『これだ!
A
』って見つけたギックリ腰の出会いが、店員の一言でぶち壊しになるんだよ!?
A
まるで、ライバル出現!
A
みたいな!
B
服屋の店員がライバルか。お前の人生、随分と戦場やな。」( ꒪Д꒪)(白目)
A
戦場だよ!
A
だってさ、店員さんが着こなしてる姿見ると、なんかもう、心の中でバトルが始まるのよ!
A
『私の方が似合うし!
A
』って!
A
( ≡ ゚Д゚)<食い気味に! で、もし店員さんの方がなんかこう…着こなしてる感が出てたら、もう買う気失せるもん!
B
(長いPAUSE)お前、服を買う基準が、店員との見えない戦いの勝敗にかかってるんか。そら大変やな。」( ˙-˙ ) …間…
A
そうだよ!
A
だから、店員さんが『私も持ってるんですよ〜』って言うの、やめてほしいんだよね!
A
《《 謎の感動 》》 買うか買わないかの瀬戸際に、余計な情報入れるなって感じ!
B
そもそも、店員は親切心で言うてるんやろ。
B
共感を得て、購買意欲を高めようとしてるだけや。
A
でもさ、その親切心が裏目に出ることもあるってこと!
A
私はそっちと違うんだから!
A
( ¬_¬)(ゴミを見る目) 私が着るからこそ意味があるんだから!
B
お前の自己評価が服の価値に直結してるんやな。
B
自分の価値が揺らぐのが怖いから、他者との比較で優位に立とうとする。
B
まさに劣等感の塊の発想や。
A
劣等感!?
A
( ゚ρ゚ )(思考停止) な、何言ってんの!?
A
私は負けず嫌いなだけだし!
B
負けず嫌いと劣等感は紙一重やで。
B
自分の力で価値を生み出されへんから、周りを蹴落として優越感に浸ろうとする。
B
お前のその特性は、幼少期の愛情不足に起因してるんちゃうか?
A
_(:3 」∠)_(ズコーッ!) 幼少期の愛情不足!?
A
そこまで掘り下げる!?
A
ただの服の話だよ!?
B
お前がただの服の話を、そんなに感情的に話すからや。
B
それに、お前は常に何かしらと戦おうとする。
B
コンビニの店員やるから言うたら強盗役買って出そうとするようなやつやからな。
A
それはそれ、これはこれ!
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く! じゃあさ、Bは店員に『私も持ってるんですよ』って言われても、何とも思わないわけ!?
B
別に。服は服。店員が着てようが、お前が着てようが、所詮は布切れやろ。何の感情も湧かへん。」( ◠‿◠ )(笑顔で圧)
A
うわー…その冷たさが逆に怖い!
A
彡 サッ(無視) 無関心!?
B
無関心や。
B
お前の熱量が全て空回りしてるだけやな。
A
くぅ…!
A
じゃあさ、逆に、店員さんがめっちゃおしゃれに着こなしてて、『これ、私も持ってるんですけど、すごく着回し効くんですよ!
A
』って推してきたらどう!?
B
(少し間があって)お前、さっきと言ってることちゃうやんけ。
B
その店員が着こなしてるのを見て、『あ、いいかも』ってなるんやろ?
A
それは…( ≡ ゚Д゚)<食い気味に! その店員さんが私にとっての『お手本』であって、『ライバル』じゃないから!
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く! 『この服、私も挑戦してみたい!
A
』って気持ちになるの!
A
勝負を挑まれてるわけじゃないから!
B
店員、どっちのパターンでも勝負挑んでへんやろ、そもそも。
B
お前が勝手に妄想で戦ってるだけや。
A
いや、私の心の中では常に戦ってるの!
A
ファッションはバトルだから!
B
(Aの方を見ずに)はい、ありがとうございました。
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