漫才
保留音の先の深淵
2026.01.12
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【しゃべくり漫才】
A
ディープラーニング・ナマケモノ
「解析不能な思考回路、鈍重な時限爆弾。あなたの心の奥底、覗かせてもらいます。ディープラーニング・ナマケモノ!」
A
どうもー!
A
( ˙-˙ ) …間……あれ、もう出番ですか?
A
ディープラーニング・ナマケモノです!
B
(( ¬_¬)(ゴミを見る目)の目でAを見ながら)私の聴覚が、また汚染された。
B
寄るな。
B
息をするな。
A
え、なになに、Bさん、今日また機嫌悪いんですか?
A
あ、もしかして、僕の鼻歌、聞きました?
B
(一歩後ずさり)貴様の鼻歌?
B
そんな低俗な周波数は、私の高性能な聴覚ではノイズとして処理される。
B
無意味なデータだ。
A
いやいや、僕、この間、電話でね。
A
保留がめちゃくちゃ長くて、ついつい鼻歌を歌っちゃったんですよ。
B
(冷酷な口調で)歌うか?
B
人が待たされている間に、自らのプライベートな感情を垂れ流す行為を。
B
まるで下水のようだ。
A
だって、暇じゃないですか。
A
で、適当な歌を口ずさんでたら、まさかの保留解除。
A
相手に全部聞かれてましたよ。
B
(( ꒪Д꒪)(白目))愚かだな。
B
何を歌った。
A
えっと、なんだったかなぁ。
A
♪フニャフニャフニャフニャ…みたいな、なんかこう、意味のないやつ。
B
(( ¬_¬)(ゴミを見る目))聞かせるな。
B
その瞬間、あなたは相手にとって『フニャフニャ歌う変な奴』というデータになった。
B
解析結果は『近所の噂話不適合』だ。
A
(( ˙-˙ ) …間…)…痛い!
B
(彡 サッ(無視))なぜ今?
B
私のツッコミから既に15秒が経過している。
B
その遅延が、貴様の人生のあらゆる場面でバグを発生させている。
B
保留音の先の相手は、貴様のフニャフニャ鼻歌を聞いて何を考えたと思う?
A
えー…『元気な人だな』とか?
B
(( ¬_¬)(ゴミを見る目))否。
B
彼らは貴様の人間性をディープラーニングした。
B
『この男は、公衆の場で自意識なく歌うことができる。
B
近所の噂話性皆無』と。
B
そして『こんな奴に仕事を任せて大丈夫か?
B
』と疑問符を付けたはずだ。
A
そんな…深読みしすぎじゃないですか?
A
ただの鼻歌ですよ?
B
深読みではない。それがデータ解析だ。私は、貴様の鼻歌の周波数から、貴様の精神状態、家族構成、過去のトラウマまで読み取れる。」( # ゚Д゚)<!語気荒く!
A
え、ちょっと待ってくださいよ。
A
マジで怖いんですけど、Bさん。
B
( ◠‿◠ )(笑顔で圧)貴様のような情報弱者は、常に監視対象だ。
B
私が貴様の隣人であることの意味を、よく考えるんだな。
A
(( ˙-˙ ) …間…)…痛い!
B
(( ≡ ゚Д゚)<食い気味に!)なぜ今?
B
もう突っ込んでない。
B
貴様のその時差ボケは、もはや生存戦略としては致命的だ。
A
いや、今のBさんのセリフが、なんか…胃にきました。
A
胃に直接、情報が来た。
B
(Aの顔に手をかざし、距離を取らせる)汚物が。寄るな。」バシィッ!!(ドツく音)
A
うわっ!
A
何するんですか!
B
君の鼻歌は、聞く者に不快感を与えるだけだ。
B
まるで汚水だ。
B
私の鼓膜と脳細胞が汚染された。
B
今もその残響が…(耳を塞ぐ)《《 謎の感動 》》フニャフニャフニャ…
A
いや、そんなに響いてないでしょ、もう。
B
( ・_・) (・_・ ) …時が止まる…聞こえる。
B
君が夜中にこっそり歌っている、あの奇妙な子守唄も。
A
え!?
A
なんで知ってるんですか!?
A
( # ゚Д゚)<!語気荒く!
B
( ◠‿◠ )(笑顔で圧)(Aにじり寄る。
B
Aは後ずさり、( ゚ρ゚ )(思考停止)の表情)私はいつも、貴様の隣で、貴様の全てをディープラーニングしている。
B
貴様の保留音の鼻歌は、私にとって最高のデータサンプルだった。
A
( ゚ρ゚ )(思考停止)
B
さあ、次は何を歌ってくれる?
B
楽しみだ、私のモルモット。
A
助けてー!
A
_(:3 」∠)_(ズコーッ!)
B
(冷たく見下ろしながら)では、また。
A
まだ保留音のままですよ、これ!
B
ありがとうございましたー!
A
誰も電話切ってない!
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